第七章…猪突猛進お姉さん

3/5
前へ
/195ページ
次へ
蒼「あっ!すみません。えっと、斧はただ似てるだけだと思いますし、あの技は魔力の作用で出してるだけですから」 持ってて良かった、アウロラからの知識(笑) エ「う~ん、何となくしっくり来ない。」 蒼「えっ!?」 エ「そうだ!!ソウガ君見たところ旅人だよね?私の家に行きましょう。」 蒼「えっ!?」 エ「私の家、首都のグラスにあるから。よし!出発」 蒼「ちょっと…拒否権は?」 ア「良いじゃない。目的はグラスだったんだから」 蒼「まぁ、確かにそうだが」 場所が分からなかったのは事実だし…ここはやはり黙ってエルザさんについて行くか エ「ソウガ君早く、置いていくわよ。」 蒼「ちょっと待って下さいよ。」 とりあえず、俺とアウロラはエルザさんについて首都グラスに向かった。グラスは湿原から思いのほか近く一時間程度で付いた。(人間の歩く速さはおよそ時速4km) 蒼「エルザさんって職業は何をしてるんですか?」 エ「動植物学者兼魔術師かな」 蒼「魔術師なのに、魔物に襲われてたんですか?」 エ「新種発見に浮かれて…警戒を怠ったの」 この人…猪突猛進タイプの人間だ。このタイプ一番迷惑だよな エ「ここが私の家よ。」
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!

743人が本棚に入れています
本棚に追加