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蒼「あっ!すみません。えっと、斧はただ似てるだけだと思いますし、あの技は魔力の作用で出してるだけですから」
持ってて良かった、アウロラからの知識(笑)
エ「う~ん、何となくしっくり来ない。」
蒼「えっ!?」
エ「そうだ!!ソウガ君見たところ旅人だよね?私の家に行きましょう。」
蒼「えっ!?」
エ「私の家、首都のグラスにあるから。よし!出発」
蒼「ちょっと…拒否権は?」
ア「良いじゃない。目的はグラスだったんだから」
蒼「まぁ、確かにそうだが」
場所が分からなかったのは事実だし…ここはやはり黙ってエルザさんについて行くか
エ「ソウガ君早く、置いていくわよ。」
蒼「ちょっと待って下さいよ。」
とりあえず、俺とアウロラはエルザさんについて首都グラスに向かった。グラスは湿原から思いのほか近く一時間程度で付いた。(人間の歩く速さはおよそ時速4km)
蒼「エルザさんって職業は何をしてるんですか?」
エ「動植物学者兼魔術師かな」
蒼「魔術師なのに、魔物に襲われてたんですか?」
エ「新種発見に浮かれて…警戒を怠ったの」
この人…猪突猛進タイプの人間だ。このタイプ一番迷惑だよな
エ「ここが私の家よ。」
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