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蒼「さてと、アウロラどうしようか?」
部屋に戻った俺はアウロラと今後について相談し始めた。
ア「グラスの街を歩いてみましょうよ。世界を見て回らないといけないんだから。」
蒼「分かったよ。」
俺は身仕度を済ませ下の階に降りていく
エ「ソウガ君お出掛け?」
蒼「はい、始めての街なので見て歩こうと思いまして。」
エ「グラスは初めてなんだ。裏路地以外は安全だから好きに歩き回って大丈夫よ。」
蒼「分かりました。ありがとうございます。」
エ「夜までには帰るのよ。」
蒼「いや、さすがにこれ以上ご迷惑をかけるわけにはいきませんから。」
元々、一泊だけのつもりでエルザさんに付いて来たんだからここからは二人だけで頑張らないと。
エ「帰って来なかったら地の果てまで追いかけてやる」
蒼「……分かりました。」
エ「じゃあ、行ってらっしゃーい。」
あの人…絶対本気だった。帰らなかったら絶対に地の果てまで追いかけてきていた。
蒼「さて、気を取り直して行くか。アウロラ?」
ア「うん、行きましょう。蒼我」
ようやく、俺とアウロラはグラスの街の探索に出掛ける事が出来た。
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