第八章…散策とハンマー

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蒼「ここが、グラスで一番デカい商店街かぁ」 ア「ここにあるの全部店みたいね。」 グラスの街を貫くように伸びている道の左右にはゆうに三桁を超える店が軒を連ねている。 蒼「値段がバラバラだな。安いところは安いが…高いところは庶民じゃ無理だな。」 ア「ほんとだね。」 蒼「買う奴居るのかよ」 高そうな店をちらっと見たが、商品には全てに七桁を超える値札が吊してある。 ア「裕福層だけよ、こんなに高いの買う奴は」 蒼「そうだな。アウロラはまだ店みたいか?」 ア「店はもう満足だよ。どこかで休みたい。」 蒼「この先に公園が有るらしいからいってみるか?」 ア「うん、行く」 とりあえず、アウロラも休みたいと言ったし俺も人混みに疲れたから足早に公園に向かった……エルザさんの注意を忘れて。 ゴロツキA「よう、兄さんお金と命…どっち置いてく?」 ゴロツキB「ヘッヘッヘッ、早くしなよ。兄ちゃん?」 ゴロツキC「早くしろやぁ」 しまった…裏路地だと思ったけど後の祭り、明らかに悪人三人組に絡まれた。 蒼「お金も命もどっちも置いていきませんよ。」 ゴロツキA「あんだとコラァ!」 ゴロツキB「調子に乗るなよガキ」
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