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第九章
ア「あ・な・た…起き…」蒼「おはよう。アウロラ」
ア「つまんない。」
エルザさんの家に滞在して早くも５日が経過した。５日をかけて広い首都・グラスをくまなく歩き回った。全体を見終わってすぐアウロラに変化が見られた
～回想～
蒼「もう見るところは無いな。」
ア「そうだね。」
蒼「帰ろうか。アウロ…ラ？」
ア「見て、蒼我。世界のほんの一部を見終わっただけなのに。」
振り向くといつの間にか俺の体から出ていたアウロラが自慢気に言う。今まで小学生くらいだったアウロラが今は中学生くらいになっている。
蒼「少し大きくなったね。」
ア「まだ、蒼我と歩いても兄妹ね。」
アウロラは何を目指しているんだろうか…
ア「私の成長は蒼我をより強くしてくれたはずよ」
蒼「なるほど」
～回想終了～
エ「ソウガ君、朝ご飯よ」
蒼「分かりました。」
エルザさんに呼ばれたので俺はいつものようにダイニングに降りていく
エ「おはよう。ソウガ君」
蒼「おはようございます。エルザさん」
エ「じゃあ、食べようか？」
蒼「はい、いただきます。」
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