第十章…最強なアウロラと刺客

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エルザは少し涙を流していた…きっと不安だったのね。私は蒼我に正座をして貰って蒼我の膝枕を堪能し始めた。 蒼「アウロラ…寝ちゃってる。すみませんエルザさん急ぐ旅なのに」 エ「Ζzzz」 蒼「エルザさんまで…」 確かにこの温かい日差しにそよぐ風、草のベッドが揃えば眠くなるのも当然 蒼「まったく、仕方ないな。起きるまで待つか」 アウロラの頭の撫でながら目の前の茂みを見ていたが……何かと目が合った。物凄い見られている。丸いボールのような体に大きめの口に小さく見える牙…不機嫌そうな目つき。 蒼「【コロミック】だな。ちょっと危ない魔物じゃん」 アウロラを起こさないように立ち上がり【コロミック】とガチで睨み合い近づいていく コロミック「ぎしゃ~」 蒼「うるさい。」 ドスっ!! コロミック「ぎしゃ~~~」 ボールのような魔物コロミックを力の限り蹴り飛ばしアウロラ達から離れる。コロミックは群れでいれる魔物だ、一匹飛ばしてもまだいる可能性が高い コロミック一同「ぎしゃ~」 蒼「やっぱり居たって言うかめっちゃ大きいのいるし…頭に王冠、口にヒゲ…まさかコイツは…キングコロミック?」
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