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ア「うん、30年も探したのよ。蒼我の事」
そう言いながら俺に飛びついてくるアウロラを抱き止める。
蒼「子供みたいだぞ。アウロラ」
ア「今だけ良いでしょ?」
涙目+上目づかいに俺は何も言えなくなる。普通に勝てないだろうこれは
ア「ねぇ、蒼我…私と一緒に旅してくれる?」
蒼「う~ん…危険な事も有るんだろう?精霊が居るなら魔物とかさ。俺の世界のゲームの中だとお決まりなんだよ。」
ア「確かに危険な事沢山有ると思うし魔物も居るよ。だけど大丈夫…蒼我は私が守るから」
小さな女の子に守られる俺の立場はどうなるんだろうか…でも、良いか少なくとも退屈はしなそうだし
蒼「分かったアウロラ…一緒に行こう。」
ア「ありがとう。蒼我」
本日二回目のアウロラの笑顔を見た。
第三章…小さな約束…完
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