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 そう言ってグイッと引き離した途端、熱く白濁とした液体が咲月の顔にかかった。  「…ッ!?」  「あ…悪い…」  鷹也は上体を起こして狼狽(ろうばい)したが、咲月はかかったままの状態で  「これで寝られる?」 と聞いてきた。  (スッキリはしたけど何だこのモヤモヤ感は…体調さえ悪くなきゃ…)  顔を洗いに行った咲月の背後で、鷹也はやるせない気持ちになってハァ~と深い溜め息を吐いた。    
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