第六章

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あれから優花とかは口を聞いてない。 まあ当たり前か…。 何故あんなことをしてしまったんだろう…。 後悔だけが残る。優花は俺のことを心配してくれただけなのに…。最低だよ俺…。 香織にフられてあたり前だ。 何やってんだよ俺…。 優花はいつも俺のこと心配してくれてたのに…。あの笑顔にどれだけ助けられたか…。 謝るしか…ないか…。 俺は優花の部屋に行った。でもドアの前まできて立ち止まってしまった。 足が動かない…。 怖い…。もし…もし話すら聞いてくれなかったら…。 そう思うと足が全く動かなかった…。 意を決して手だけ動かしノックした…。 ドアが開いた…。 「……。」 「………。」 「……。」 「ちょっといい?」 「…うん…。」 俺は優花の部屋に入った…。
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