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亮とレニアは五時間歩き、やっと山を降りレスライラの広場に着いた。本当なら三時間歩けば着いたのだが休憩などを入れて五時間かかったと言う。
レニア『ふ~。五時間かかったわね』
レニアは時計を見て言う。
亮『お前三時間って言ったじゃねーかι』
レニア『貴方の休憩の量が多いからよ』
亮は記憶を逆上る。
亮『・・・・・・すいませんでしたι』
レニア一人なら多分三時間で着いただろう。それなのに五時間もかけて自分のペースに合わせて歩いてくれたレニアの優しさに亮は深々と頭を下げた。
レニア『ハハιもう良いわ。別に急ぐ理由はなかったし』
亮『サンキュー。レニア。』
亮はまたレニアの優しさに頭を下げるのであった。
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