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残された俺ら
｢お兄ちゃん……うちら助かるよね？｣
｢…………分からない………｣
｢……ぅ……ぅぐっ………｣
妹は、恐怖のあまり泣き出してしまった
｢泣くなよ！兄ちゃんがなんとかしてやる！｣
俺は必死に辺りを見渡したが………
縄を切れる物は、無かった
俺は、助けを求める為に必死に声を張り上げた
助けて！
出してくれ！
助けて………！
出してくれ………！
お願いだ……助けてく……れ……………
……………
………
俺は疲れきって眠ってしまった
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