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私が、布団の中でうずくまっていると大きな声と物音が聞こえた 眠い目を擦りながら、戸を開ける 開けた瞬間 「!?」 皿が飛んできて私の横を通りすぎた 「まーたお前あんな男と!」 父は、そういいながら母を殴った 「あんただって、他に女がいるじゃない!あたしは、商売なんだからしょうがないでしょ!?」 母も対抗して物を父に投げる 私が小学校へ行くようになってから喧嘩は、日常茶飯事だ 母は、夜はスナックのママ 父は、薬の売人 母は、お客に気に入られようと同伴を毎日していた 父は、薬をただで貰おうと父に体を売ってまで買いに来る客がいた やはり、金の為であっても二人とも許せないのである
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