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今、ある選択を迫られている。
それは未来へつながる、大切なものだ。
二択。
どちらも欲しい。
だがそのどちらも
本当に求めるものとは別のものだ。
でも
本当に求めるものは
今、この手の中にあった。
後は花が咲くのを待つだけなのだ。
それまでの間に
故郷の期待も背負い
未来の可能性も背負えるそれを
この二択の中で叶えられるだろうか?
運命の化身、ファンドラよ。
願わくば、最良の世界を
この哀れな浮き草に示し賜え。
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