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アマツミカホシ。
日本神話に登場する、邪神。
しかし専門家によれば、その実態は、金星を神格化した神だという。
日本には星の神話が少ないといわれるが、僕はそうは思わない。
『高天原(たかまがはら)』
神々の住む天の世界とは…太陽系銀河、つまり認識できる限りの宇宙のことだと思う。
そしてその宇宙のひとつの相こそ、アマツミカホシノミコトだと思う。
神とはなにか…それはさっぱりわからない。
けれど、僕はその名前に限り無く惹かれる。
日本神話では、高天原の善なる神々に逆らい続けた邪神、アマツミカホシ。
今、運命を必死に乗り越えようともがき続ける自分と重なる。
アマツミカホシ。
僕にとっては、すべての命を見守り育む星の神、アマツミカホシ。
ああ、アマツミカホシノミコトよ。
ここでしばらく、あなたの世界を語らせ賜え。
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