始まり

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入学式から数日が経過--- 4月26日… 浩太郎と紀之は同じ三組になり、学校生活にもようやく慣れてきたころだった。 ガラガラ―。 突然、教室の扉が開き一人の教師が入ってくる。 道長「起立!礼!!」 生徒の号令と共に皆いっせいにあいさつをする。 道長「着席!!」 浩太郎「道長の奴今日も気合い入ってんな~」 教師「みなさん今日は重大な事を言うので、よく聞いておいてください。」 浩太郎のクラスの担任は堺といい、彼はとても生真面目な性格である。 紀之「なんやろな~      ん!!! バカでかい段ボールがあるやんけ! 中身なんや!?」 教師「え~、今から一人づつ封筒を配りますので中身の冊子をよくよんで下さい」 そういうと、教師は厚さ3㎝の封筒を一人一人丁寧に配り始めた。
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