( ´ω`)どうして僕だけ

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('-`)「ブーン起きなさい、学校に遅刻するわよ」 ( ´ω`)「うーん、行きたくないお」   母親に起こされているのは息子のブーン。小学六年生。 どこでにでもある平和な風景に見えるはずだった。   ('-`)「んもう、カーチャンはもう起こしたからね」 ( ´ω`)「もう…学校なんて行きたくないお」 ('-`)「早く起きて行かないとカーチャン怒るよ」 ( ´ω`)「わかったお。起きて行くお……」   学校に行く支度をして朝食を食べるブーン。   ('-`)「ブーンももう少しで中学生ね、学校は楽しい?」 ( ´ω`)「……うん、友達がいっぱいで楽しいお……」 ('-`)「そう、なら良かった!カーチャンはブーンがいじめられてないか心配で」 ( ´ω`)「………」   ブーンは朝食を食べ終わるとそのまま家を出た。   ( ´ω`)「行ってきますお……」 ('-`)「行ってらっしゃい!」   バタン。ブーンは玄関を開けると通学路へと出ていった。 だがブーンの扉を開ける手はとても重々しかった………   つづく
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