268人が本棚に入れています
本棚に追加
('-`)「ブーン起きなさい、学校に遅刻するわよ」
( ´ω`)「うーん、行きたくないお」
母親に起こされているのは息子のブーン。小学六年生。
どこでにでもある平和な風景に見えるはずだった。
('-`)「んもう、カーチャンはもう起こしたからね」
( ´ω`)「もう…学校なんて行きたくないお」
('-`)「早く起きて行かないとカーチャン怒るよ」
( ´ω`)「わかったお。起きて行くお……」
学校に行く支度をして朝食を食べるブーン。
('-`)「ブーンももう少しで中学生ね、学校は楽しい?」
( ´ω`)「……うん、友達がいっぱいで楽しいお……」
('-`)「そう、なら良かった!カーチャンはブーンがいじめられてないか心配で」
( ´ω`)「………」
ブーンは朝食を食べ終わるとそのまま家を出た。
( ´ω`)「行ってきますお……」
('-`)「行ってらっしゃい!」
バタン。ブーンは玄関を開けると通学路へと出ていった。
だがブーンの扉を開ける手はとても重々しかった………
つづく
最初のコメントを投稿しよう!