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キーンコーンカーンコーン。学校の朝礼を告げるベルが鳴り響く中、ブーンは登校していた。
( ´ω`)「早く行かないと先生が来ちゃうお」
ブーンはげた箱の扉を開けた。
( ´ω`)「………また、上履きが無いお……」
ブーンは上履きが無い事がわかるとスリッパを馴れた手つきで取り出した。
ブーンはスリッパを履くと教室へと向かった。しかし、ブーンは朝礼が終わるまで教室に入らずに廊下で立って待っていた。
???「気をつけ!礼!」
お決まりの挨拶が聞こえると中からブーンの担任が出てきた。
担任「ん?ブーン、また遅刻か?まったくお前みたいのがいると先生の評価が下がるんだよ」
( ´ω`)「ご、ごめんなさいだお」
担任「ったく、次から気をつけろ!!」
( ´ω`)「……ごめんなさい」
ブーンはやり切れない気持ちで教室へと入って行った。
( ´ω`)「今日は何もされずに静かに終わってほしいお」
ブーンの願いは石が当たったガラスのように脆く砕け散る事になる………
つづく。
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