47人が本棚に入れています
本棚に追加
剣の腕は……雑魚なら余裕。一流と二流の、中の上あたり。
なんでそんなに上なのかというと、昔、兄ちゃんから剣術を習ってたから。
シャレにならないくらいの腕だったなぁ………。
まあそんなことより、
……いい加減そろそろ相手するかな~。
そう思って振り返り、一時停止。
見ると後ろに
三十路あたりのリーダーそうな男が1人。
「自ら死を選ぶのか。
いい度胸しているな……野郎共出てこい‼」
リーダーの発言に、その辺に隠れても気配丸出しだった人たちがぞろぞろ出てきた。
隠れている者はもういない。
リーダーが、「金を出せ。出せば命は保証する」
と言ってきた。
本当に予想通りの言葉が帰ってきたけど……。
はぁ~……仕方ないな……
最初のコメントを投稿しよう!