47人が本棚に入れています
本棚に追加
ちなみにそのレスト・ヴィレッジは宿のそばにあるわけではなく、西の街道をほんの少し歩いてた先にあるのだ。
う~ん、夜の街道は危な過ぎるから、ここは走るのはやめるか。
よし、ここは、
「速き風よ、我が身に纏え。」
「エアー・レイド」
瞬間に
ラインは空に飛んだ。
唱えたのは、風のバリアを纏い、空に飛ぶ呪文。
割と速く飛び、詠唱も短い方なので、魔道士にとってはよく使う魔法だ。
魔力消費も激しくなく、魔力容量も残りやすいので使いやすい。
容量がなくなっても、徐々に弱くなってから落ちるから、安全性もある。
魔道士になりたいという憧れもこの魔法がかなり影響している。
……のかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!