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東雲は壁に手を触れ何かを探してぃた。
「見つけた…」
東雲が探していたのは一室の家。
戸口の前に立つ。
前に立つだけでも嫌になる位の腐敗臭…。
東雲はインターホンを押した。
ピリリリリ…。
暗いマンションに静かに恐ろしくインターホンの音が響き渡った。
数秒してインターホンから
「…どちら様?」
と女性の声が返って来た。
『開けろ』
東雲の一言を聞き中の女性はスグ様玄関の扉を開けた。玄関の扉が開き一気に中の腐敗臭が外に流れた。
その瞬間。
ボコッ!!!!
東雲は女性の顔面めがけて1発殴った。
女性はよろめきながら、ヘナヘナと戸口に倒れ込んだ。
東雲はスタスタと玄関を入って行った。
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