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「あのさ、私達ってこれからもずっと一緒だよね??」
「バーカ、何言ってんだよ。当たり前の事聞くんじゃねぇよ」
「ごめん②💦ちょっと聞きたくなった〓」
「ほんとっ……まぁそういうとこが好きなんだけどな」
「なんか言った??」
「な、何でもねぇよ💦」
「うそ!今なんか言ったでしょ!?」
「早く後ろ乗れ!帰るぞ」
「もぅ………」
「おぃ!!起きろよ!何寝てんだよ!?ずっと一緒にいるんだろ!?お前うそついてんじゃねぇよ!!」
頼むから行かないでくれよ………
うっ………
「うわぁぁぁーーー!!!」
目を開けるとそこは何もない殺風景な部屋だった。
俺はベットの上にいた。
そうか…あの時バイクで事故って………
ガシャン!!!
「どうかしましたか!?」
俺の叫び声にびっくりしたのか、ナースが血相を変えてとんできた。
「いや、何でもないです………」
「そ、そうですか…なにかあったらそこのナースコールで呼んで下さいね??」
「あっ、はい………」
またあの夢か………
俺はまた生き残ってしまった。
あいつに会いたい………
俺の時間はまだ止まったままだ。
そう……あの時から……
「あの~…すいません………」
「あ、はい」
「私……あの時の飛び出した者です」
「はぁ………」
「ちょっと入っても良かったでしょうか??」
「別にいいですよ」
俺はこんな目にあったと言うのに別に彼女に対する怒りさえ浮かんでこなかった。
というかこれは必然なんだ。
ここで俺はピリオドを打つはずだった。
しかし、どうした??
俺は足の骨折、肘のヒビ、軽い打撲で済んだときた。
必然は必然では無くなった………
まただ………また俺は………俺は………!!
ガシャン!!
「ほんとにすいません!!私が飛び出したせいで………」
「別に気に………」
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