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どういう事だ???
確かに事故になったのは彼女がアヤに似ていて…それに見とれていたからさ………
だけど……………
確かにそこにいるのはアヤだった。
俺が世界で1番愛した女………
そして俺が世界で1番逢いたかった女………
所詮ガキの恋とか思われるかもしんない………
でもこんな恋…大人でもないはずだぜ???
それにこの奇跡はさ……………
そしておれの時計は動き始めた。
あの時からずっと止まったまんまだった時計が…
少しずつ時を刻み始めていた………
「あの~………」
「あっ…お、おぅ」
「だ…大丈夫ですか??」
「いや、いや大丈夫っすよ!つーか全然バリバリみてぇーな~…アハハハハ………」
何動揺してんだよ俺。
ちくしょ~…あいつ似てる……つーかそのまんまじゃねぇかよ!
まさに世界に自分に似ている人間は四人いると言うがこの事を言うのだろう。
でも内面までは一緒なはずはない………
動揺する方が馬鹿だ。
だいたいそれだけであいつと被らせた俺が間違ってるよな………
「ハハハ…いやいや気にしなくていいっすよ!!これくらいでへばるような俺じゃないっすから!」
「いや~…そうは言っても………」
「まじ②!!ほらこの通り!あいたっ!!!」
つい調子に乗ってしまい、腕に激痛が走る
「あぁ~……言わんこっちゃない……」
「ハハハハハ………」
いや無理。
てか動揺しないやついないでしょ。
アヤ………俺どうしたらいいのかな??
なんかこいつお前みてぇだよ。
てか性格ももしかしたらまんまだったりしてな笑
「別にそんな無理せんでも………」
「あ、おぅ」
つーか………
「なんでいきなりタメ語なんだよ??」
「えっ?年同じなんじゃないの?」
「えっ、うそ?」
「いや、ほんとに」
「お前普通最初からタメ語ってあるかよ」
「いや、私には加奈って名前があるんだけど」
「いや、俺にも雄大って名前があるし」
「なら今度からちゃんとカナって呼んで」
「ならお前もユウダイって呼べよ?」
「今お前って言った」
「あ、わりぃカナ」
え?何?
つーかこれは何?
なんか一気に親密度増してねぇか?
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