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蝶の旅
『ぷあっ!!何あれ…誰の夢??っていうか、夢?』
夢から覚めた百合子は泣いていた。あまりに切ない恋に、涙が出てしまった。
『何て切ない恋話…おいらんさん、相当彼を愛してたのね。
…でもそれより、彼女が言っていた印が気になるわ。蝶の形の印…まるで私の肩のあざみたい。』
「百合~!!起きてるの?早くしないと学校遅刻するわょ!?」
『はぁ~い!!』
肩にあざを持った少女は、高校一年生になっていた。ちなみに彼氏いない歴進行中…。
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