第一章

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私は桜木 亜弥、今年で二十歳になる。 親の許しもでて初めて一人暮らしをする事にした。 今は、部屋の片付けと引っ越しの準備をしていて、小さい頃から片づけなどが苦手でなかなか上手くいかずに苦労している。 そんなとき、ひとつの手紙の封筒を見つけた。 「何だろ?宛名もないし。」 疑問に思いながらも封筒を開けてみた。中身は幼なじみの秋本 桜と一緒に埋めたタイムカプセルの場所の地図だった。一緒に手紙が入っていて内容は、 あやへ タイムカプセルは、ぼくたちが大人になったら開けようね。っと書いてあった。 そのとき、桜と一緒に小学校五年生の時にタイムカプセルを埋めたことを思い出した。
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