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夕飯を終え部屋に戻った
そして……
プルル…プルル……
由利音「もしもし、トウマ⁉」
トウマ「うす、聞きたい事有るんだけど」
由利音「あー、夕方の事かな⁉」
トウマ「あぁ…由菜に会ったんだろ⁉」
由利音「うん、それがどうしたの⁉」
トウマ「なんで由菜に水城の名前言わなかった」
由利音「う~ん、言ったらマズイかな⁉って思ってね」
トウマ「…まずくは無いけど、ちょい訳有りでな…とりあえず礼を言うよ」
由利音「…あのさ…良かったら私には話してくれない⁉」
トウマ「……」
由利音「ゴメン💦」
トウマ「いや…隠す事じゃねぇし」
由利音「…うん」
トウマと水城の関係……
俺と由菜は生まれてすぐに両親が死んだんだ…施設に入って…物心ついた時に、俺は由菜の面倒見てくれたのが水城なんだ…
姉さん代わりって感じかな…何時も三人一緒でさ、施設出たら三人で暮らそうって約束してさ…
けど水城は突然居なくなった…後で聞いた話しだと里親が見つかったって言われた…
由菜は凄いなついてたから毎日泣いて大変だったんだぜ💦
俺も…
トウマ「って…こんな感じだ」
由利音「…そっか…じゃトウマは水城先生を怨んでるから、あんな態度だったの⁉」
トウマ「うっ💦…いや、それは奴の性格がだな…」
由利音「性格⁉良い感じの人じゃない」
トウマ「あれは表の水城だ…裏水城は……」
由利音「裏水城⁉」
トウマ「あぁ…」
トウマの脳裏に過去の思い出が……
水城に女装させられ…
水城にプロレス技かけられ
水城に…思い出したく無い過去がぁぁ❗❗❗
由利音「ちょ💦トウマ⁉」
トウマ「あ💦スマン…まぁ奴は危険だ」
由利音「そうなの💦けど由菜ちゃんには教えた方良いんじゃない⁉」
トウマ「あぁ…けど会ったところでなぁ…」
由利音「喜ぶよ👍絶対ね」
トウマ「そうか⁉ふむ…」
由利音「まぁ、あんたの判断に任せるわ」
トウマ「わかった、じゃ悪かったな」
由利音「良いのよ👍話してくれてありがと、じゃね✋」
プープープー
トウマ「…明日話してみるか…」
トウマは水城の事を由菜に話すのか……
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