病室の窓から・続編

…高１ ４月…

式の間、わたしはずっと自分の手を見つめていた。

となりに座っている男子が妙に気になる。

おもしろくもなんともない校長の式辞、知らない人ばかりの来賓紹介。

それらが終わったころにはもうくたくたになっていた。