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芹沢一派の宿を用意してきた山南さんが戻って来た。
「…この度はまことに申し訳ありませんでした」
「…ふん。して近藤、宿へ案内してもらおうか」
「芹沢先生、こちらへ」
芹沢達は山南さんたちと宿へ向かい、原田さんと私は火を消すため水を汲んで来た。私達は急いで水をかけ火を消した。
――…
皆が寝静まったあと、私は宿へ来る途中見つけた桜の木のところに向かった。
「綺麗……」
桜はとても綺麗で、まるで心が洗われるようだった。
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