1642人が本棚に入れています
本棚に追加
/245ページ
「簡単さ」芹沢は呟いた。
「なんとなくだ…ただお前があいつらと違ったからそう感じた。それだけの事よ」
「そうで…えっ??」
私は面食らってしまった。確かに私は近藤さん達の仲間じゃなかった。―でもそれだけで?
「理由は必要か?お前は女だがこれに参加した。性別なんざ関係ないと思うがな」
そう言う芹沢の目は遠くを見つめていた。
「…芹沢さ「安心しろ。お前が言うなと言うなら近藤達には言わん」
そう言った芹沢は微笑んでいた。
「ありがとうございます」私は静かにそう呟いた。
最初のコメントを投稿しよう!