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レイジは、
幼なじみで、
お隣さんで、
気の合う友達。
その関係をずっと保ってきた。
でも、心の奥では・・・。
「じゃあ、寝るわ、俺明日早いから、麻那またな!おやすみ」
ひらひらと手を振った。
「ん、おやすみ、体に気を付けて」
ほんとはもっと話したい。レイジを見ていたい。
パタンとレイジの部屋の窓が閉まる。
次に会えるのはいつになるの?
麻那は部屋に戻れずにいた。
レイジがいた名残を感じていた。
こんな近いのに、とても遠い。
白んでいた空は、辺りの景色が分かるくらい明るさを増していた。
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