―――始まり―――

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「…ここが…角街組」 まなぶは等々角街組の屋敷の目の前まで来てしまった。 「思った以上にデカい屋敷だなぁ…しかも和風」 そう…角街組の屋敷は予想以上にデカく豪華だった。 「どうやって挨拶しよう」 まなぶは玄関と思われる戸に近づき戸をソッと引いた。 …しかし… ビクともしない。 「…!ッあれ?おかしいなぁ…開かない」 戸の横を見ると“インターファン↓”と書かれている札を見つけた。 「ぅわぁ~,メッチャ丁寧に↓まで書いてある… ん?よく見たら“インターフォン”じゃなくて“インターファン”って書いてる!」 (大丈夫なのか?字ィ間違ってるぞ角街組) まなぶはそう思いながらボタンに手を伸ばす… するとボタンの更に横に“ボタン押すべからず”と書いた札が…
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