―――始まり―――

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「あっ?当たり前だ オレは喧嘩専門じゃねぇんだよ 喧嘩なんてやってられっか⁉ 」 まなぶは落ち着きを取り戻し 当然の如く 質問をした 「 え?じゃあ何専門なんですか?」 男は数秒考えてから 「オレは そうだな 主に“スパイ”活動だ」 ニヤリとわかりながらいった 「Σえッスッスパイって「声がデケェ」―」 バシンと一発叩かれてからまなぶは 声を抑えながら 「スパイって危険な事じゃないんですか?」 男は即答で 「あぁ 危険だ」 平然とした顔で答えた 更に男はこう続ける 「いやぁ 見つかったら即排除なんだけどよぉ そのスリル感が良いってか… 興奮 する みたいな? 」 まなぶは少し遠い目で男の事を見た (この人 Mだ いや ドMだ)
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