1999年春

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それでも高校二年の終わりからよく学校を休むようになっていて僕と龍一はそんな亜希が心配でしかたなかった。 「なぁ・・亜希?大丈夫なのかよ」 「ん?平気だよ。ほんのすこし疲れが出てるだけ、ほら受験とかね」 亜希はたいしたことないと笑う、僕も龍一もそんな亜希の様子に言いようのない胸騒ぎを感じていた。 亜紀が消えてしまいそうなそんな不安を抱えていた。
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