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私は笑顔で言う。
この時がもう一度あると言う確証はないのだから諦めず立ち向かおう。それが出来るだけでも他の人より何倍も幸運なのだろう。
「それにしても京助君は料理が上手いですね~。お嫁さんに欲しいぐらいですよ~。」
「お嫁さんになるのは千明の方でしょ!?僕は男だし。」
「それって、もしかして…プロポーズですか~?」
「えっ!?…千明がいいならそれでもいいかな」
千明が小悪魔のような笑みをみせ、京助さんが少し赤くなりながら答える。ラブラブな二人を視界の端に見ながら私はただ静かに食事を再開した。
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