第3章...葡萄酒に溺れる

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「どうも、ウチの子がお世話になります、裕裡さん。」 裕裡「え…あ、はい。」 後ろから声をかけられたので 振り向いた裕裡。 そこには老人が ピシッとした服装で立っていた。 マスター「私はこの宿場・バーテンダーをしております。」 裕裡「マスター…ですか。」 マスター「はい。」 裕裡「ウチの子…とは?」 エクセル「私です。」 裕裡「マスター、エクセルはとても立派な子です。心配はありませんよ、ね?」 エクセル「もちろんです。」 マスター「安心しました。」 マスターは後ろにあった棚から 何やらたくさん瓶を出し たくさんのワイングラスなどを 用意していた。 マスター「さ、今日は飲みなされ。金は取らないよ。」 裕裡「え!?」 蒼「よっしゃぁ!!」 雪「久し振りだわーw」 裕裡はまだ17歳。 未成年が飲めるハズがない。 マスター「安心してください。この世界では15歳から飲酒が許されているんですから。」 裕裡「そう…なんですか。」  
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