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昇「大丈夫です。時間はたっぷり有るので。」
龍「それなら良いんだけど、またなんでヒッチハイクなんだ?」
正直に答えるべきか迷った。
けど親切にしてもらっているのに嘘をつくのは嫌だった。
時には嘘も必要だと思う。
でも僕は上手く嘘がつけない。
正直者は馬鹿を見る時代だけど、正直に生きれない人生は嫌だった。
昇「実は会社をクビになっちゃってお金が無いので新幹線に乗れないからです。」
龍は少し渋い顔をした。
龍「…まさか自殺するつもりじゃ。」
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