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龍「あっ昇。そういえば泊まる所とか決まってるのか?」
龍さんはいったん手を止めて僕の方を見た。
昇「あっえっと…何も決めてません。」
急に思い立って旅に出たので泊まる事などこれっぽっちも考えていなかった。
箸を止めてどうしようか考えている僕を見て、龍さんはニヤリと笑った。
龍「だろうと思ったぜ。俺は今夜、長野の知り合いの所に泊まるから昇もそうしろよ。ていうかもう泊めるって言っておいたから。」
昇「えっいいんですか?」
龍さんは、おぅと言って親指をたてた。
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