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禁断の恋
記憶の中の
美しい朝焼けを
君と二人で見たいのに
僕には眩しすぎるんだ
最期に見た朝焼けに
僕は叶わぬ恋をした
いつまでも一緒にいたいのに
僕には永遠があって
君には永遠はないんだよね
当たり前のことなのに
僕には耐えがたい真実
神様を呪わずにはいられない
愚かな僕を
全身全霊で愛してくれる君に
温もりを求める僕は
小さな赤ん坊のようで
君なしでは生きられない
弱い生き物
君が最期を迎えたら
美しい夜の世界に
眩しいあの朝焼けに
永遠のさよならを告げ
僕も灰となろう
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