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ここまではよかったんだ。そう…ここまでは(汗)
その後のことを言うまでは…ハァ~…
「で、その後、この子が私を見上げたまま固まってたから、キスをしたんだ。」
「「なっ…!!?」」
男は笑顔のまま最後まで話した。
あぁ!!また空気がぁ~(怯)
「どうして、キスを?他にも方法があったのでは?」
聖さん…目が怖いーっ(怯)
「だよな…別に、キスはいらねぇーよな。」
す、昴先輩?(汗)
男はまだ笑顔のまま言った。
俺には禁句で、しかも二人を敵に回すのは確実であろうの言葉を…
「とても可愛くて…自然としてしまったんだ。」
ピシッ!!!
あぁ…空気が凍った…(泣)
「お前…いい度胸してるよな…(怒)」
「本当だね…久々に本気モードになりそうだよ(黒笑)」
怖いよぉーっ(泣)
しかも…
「俺のファーストキス…(泣)」
と、火に油を注いでしまった俺…俺のバカッ!(泣)
ブチッ!!
「蓮のファーストキス…お前、ムカつくね(黒笑)」
「こぉも簡単に蓮のファーストキスを捕られのは…納得いかねぇよなぁ(怒)」
い、今すぐここから去りたい今日この頃~(泣)
男は…
「あっ!職員室に行かなきゃ。…蓮?」
「あ、はいっ!」
いきなり男に名前を呼ばれた為に、俺は声を裏返しながら返事をした。
「クスッ。可愛いな~蓮は♪また近いうち会おうね。」
チュッ♪
ま、またキスされたぁ(泣)
男は俺にまたキスをすると、何事もなかったように去っていった…そう、二人をシカトして。(汗)
俺は二人の顔を見るのは天変地異がひっくり返るくらい嫌だったけど、勇気を出して恐る恐る後ろを振り返った。
「あの男…中々の大物だね。俺をここまで怒らせたまま去って行くなんて(黒笑)」
「あぁ…しかも蓮にキスをしてな(怒)」
ひぃーーーっ(怯)
「これは、宣戦布告を受けたと思っていいのかな?昴先輩?」
「確実にいいと俺様は思うぜ?生徒会長殿?」
だ、誰か…助けて(汗)
二人は俺を見るとニッコリ笑って言った。
目は笑ってなかったけど…(泣)
「蓮?今日から俺達から絶対離れたらだめだよ?」
「そうだぜ。隙を見せないようにしろよ?」
俺が返事を濁してると二人はまだ笑顔のまま…
「「返事は?」」
と、聞いてきたのでコクコクと頷いた。
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