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「蓮?ねぇー…起きて?」 んー…だぁれ? 「蓮?起きなきゃ…昼休み終わっちゃうよ?」 昼休み??ナニソレ?ってか寝かせてよ… 「起きないと…またキスを…しちゃうよ?クスッ♪」 はっ!! 俺は一気に目が覚めると、自分の席から離れた。 「な、なんであんたがここにいる!?」 俺は目を疑った。だって仕方ないだろう?いるはずのない奴が目の前に…しかも爽やかな笑顔でいるんだもん(汗) 「あーっ!やっと起きたね。れぇちゃん♪」 「美弦…その呼び方マジでやめない?(汗)」 パッと見た感じは美少女に見えるが、正真正銘のこの男の名前は綾瀬美弦。 俺のクラスメートでしかも、心強い親友でもある。 名前も女の子っぽいよな… 「何か言った?れぇちゃん(笑)」 「イエ、ナニモ…(汗)」 「?…変な、れぇちゃん♪(笑)」 俺と美弦のやり取りを見ていた男は笑い出した。
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