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俺達はシートを広げ座った。 何処から持ってきた!?は言わないでね♪(笑) 「じゃぁ…声を揃えて…」 『いただきます!』 俺達は遠足に来た気分になり、声を揃えて言った。 たまにはイイでしょ?誰もいないし♪(笑) 俺は早速、美弦に貰ったイチゴ・オレを口にした。 ゴクッゴクッ! 「んっまぁいっ♪やっぱりイチゴ・オレに限るねっ!」 「蓮はイチゴ・オレが好きなの?(笑)」 カイルが笑みを浮かべながら俺に聞いてきた。 俺はその問いに答えようとしたが、先に美弦が答えていた。 「れぇちゃんはね、無類の苺好きなんだよ♪」 「そうなんだ。可愛いね♪」 ブッ!! 「あぁーっかかったぁ~!れぇちゃん汚いよっ!!」 「ご、ごめっ!美弦!!」 俺は素早く美弦に謝った。 そして、振り向いてカイルに言った。 「可愛いっていぅなっ!!」 俺は可愛いって言われるのが大嫌いなんだっ!(怒) 「ん。ごめんね?」 カイルはそう謝ると、お重箱を一つ俺に渡した。 俺はまだ納得してなかったがとりあえず、渡されたお重箱の中身を見た。 すると中には… 「…い、いちごだぁ~♪」 「わぁ、本当だ…良かったね。れぇちゃん♪」 「うんっ♪」 俺は美弦にそう言われると、満面な笑みを浮かべながら言った。 俺って立ち直りの早い奴…(汗) それを見ていたカイルは… 「やっぱり可愛い♪」 と言っていたが、あえて聞かなかったことにした。 何故ならイチゴが俺の目の前…しかも色々な調理の仕方であったからだ♪(笑) 「食べていいの?」 俺はカイルを見上げると言った。 「もちろん。全部いいよ♪」 …俺はもう死んでもいいくらい幸せです♪(昇天) 「っ!ありがとう。カイル!!」 俺は笑顔でカイルにお礼を言った。 「どういたしまして♪」 カイルはニコッと笑い言うと、俺の頭を撫でた。
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