杉原 香奈子の未来

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「ってかダイヤはきっかけで大樹君の目的の本質は違うんでしょ? そもそもそこに気付けなかったら台なしだし。 いや、だから気付かせる為にDVDを送ったんだよね? ならその目的の真意は?」 私が質問すると少し大樹君の顔が曇った。 腕時計を見ている。 「間に合うかな…。」 大樹君はボソリと呟いた。 10分にはまだ時間あるはずだけど…。 「まぁ出来る限り話してやるよ。」 大樹君は少し真面目ないつもの顔に戻った。
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