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監督:「清柳。お前はここで交代だ」
清柳:「…はい」
これは最初から決まっていた事なんだ。
清柳先輩が前の試合で左足を負傷した。
みんなは気付いて無かったけど、三池監督【みいけ】が気付いていて、今日は投げれるまで投げさせる予定だった
清柳先輩は8回終わりのベンチ内で足を引きずってて、監督と怪我の事で話してた。
部員:「ぎよぜんば~い!!」
清柳:「おい!泣くなよ!俺は大丈夫だよ」
部員:「グスン、本当に大丈夫ですか~?」
清柳:「あぁ!今から病院行って来るわ。監督が念のためって、てか2年にもなって泣くなよ~雪也~【せつや】」
雪也:「分かったよ~清先輩~」
清柳:「じゃあ俺は行ってくっから、
…みんな!俺の完全試合、ここで止めんなよ~」
部員全員:「はい!!清先輩!!」
清柳:「うし!良い返事だ!じゃあな!」
雪也:「ぎよぜんば~い!!」
部員:「ポン!」
雪也は頭を叩かれた。
雪也:「なんだよ~」
部員:「清先輩は大丈夫だ!後は俺らが頑張って清先輩を悲しませないようにするだけだ」
雪也:「グスン、うん分かったよ!でも峻ちゃん【しゅん】ベンチじゃん」
峻:「…それは禁句」
雪也:「で、でも峻ちゃん投手だからね清先輩がいたんじゃ…ね!」
峻:「清先輩が抜けても久留田先輩、立石先輩、etc…ボソボソ」
雪也:「…んっまぁ応援に集中②!!」
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