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仕事が終わると、時々かかる電話…
早く、会いたいなぁ…
毎日それだけを考えていた…
その間、同僚達との食事会…同期生の集まり…
楽しい時間はいくらでもある…
しかし…
祐樹の居ない淋しさは埋められる物ではなかった…。
ようやく、休みが取れたのは…数週間がたってたからだ…
いつもの様に混雑する店内。
早番あがりの予定。
レジあがりの同僚とサブマネージャーがあがりを知らせる。
「マァ…坂上忍君、来てたよ♪」
「え?」
「気が付かなかった?」
クスっと笑う
「休みなのは、知ってたけど…」
「まだ、店内に居ると思うよ♪」
辺りを見回す…
居ない…
「もう、帰っちゃたかなぁ…」
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