0人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
貴方に逢いたい
声が聴きたい
優しいテノール
耳元で囁いて
禁断の言葉を私にくれませんか
私に出来ないならば
貴方と見る白い天井を
仰いで手を伸ばし求めてみる
叶わぬ夢と知っているけれど
諦めきれない
馬鹿な私を
許してくれませんか
そしたら私は禁断の言葉を
貴方に伝えるから
震える指先
冷えた手で温める
優しい貴方
不器用に飾る貴方を
淋しく想う夜もある
愛してます。
心から
貴方には云えない
貴方は癒えない
それが哀しい
最初のコメントを投稿しよう!