貂蝉の嘘と呂布の怒り

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「許せん、許せん!!俺の貂蝉を……!!」 董卓の寝室にたどり着いた。一番向こうに董卓は居る。ずかずかと入ると人影があった。 「……貂蝉」 「呂布様!?」 呂布は願っていた、貂蝉ではない女を董卓が抱いたことを。だが真実は残酷だった。 貂蝉は震え自分を抱きしめた。 「いっ嫌!見ないで!!」 「貂蝉!落ち着け!!」 「呂布様……呂布様にこんな汚れた私を見せたくないのです」 董卓という獣に抱かれたのだから。 「貂蝉!俺はお前を愛している、だから泣かないでくれ」 「呂布様……私は、愛する方以外に躯を許したのです。最低です」 「貂蝉は悪くない、だから」 「何をしておる!」
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