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走り屋チーム「S・R」
ここは神奈川県の箱根という峠。
時間帯は深夜。
ここの頂上の駐車場は走り屋のたまり場である。その中に目立つ4台のチューニング車が止まってる。
真紅の車体にフルエアロ、GTウイング、アルミホイール、バイナルなどを装着しているRXー7の所有者は森川隼人。
青いボディに同じような仕様のR34GTーRは渡辺信也。
同じく青いボディの同じ仕様、更にカーボンボンネットが特徴的なインプレッサは神田雅樹。
白い車体にバリ目立ちのステッカー、後は同じ仕様のシルビアS15は山崎勝吾。
この四人は箱根の中では最強のチーム、「スピード・レーシング」
略して「S・R」のメンバー。
隼人「あ~つまんねぇ。誰か相手してくれねぇかなぁ」
信也「地元の奴らはやってくれねぇべや」
隼人「だよなぁ」
雅樹「うん~俺らはそんな有名なのかぁ?」
勝吾「当たり前だろ?よその奴から見ても有名だぞ」
この四人、箱根を乗っ取ろうとするよその走り屋を見つけては、バトルして追い出してる。
箱根の走り屋からすりゃあ、この四人が箱根を守っている神様なのだ。
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