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そこへ、一人の男が駆け込んで来た。
男「挑戦者が現れた」
隼人「おぉ、あっちは何人だ?」
男「二人だけど、かなりすごい。群馬の連中だ」
隼人「まじかよ!厄介だな」
群馬の赤城では、箱根と同じくらいの勢力を持つ連中がたくさんいる。
隼人「やってやるべ」
男「んじゃ、そういうことで」
男は去った。
入れ違いに、2台の車がやってきた。
シルビアS14と180SXだ。
14「おまえらか、箱根のトップは」
隼人「あぁ。俺らと走んのか?」
14「そのために来たんだろうが」
隼人「わかった。勝負は下り一本を二回だ」
14「よし。準備すっか。行くぞ」
二人は準備に取り掛かった。
隼人「誰がやる?」
勝吾「シルビア乗りとして俺が14とやる」
信也「じゃあ180は隼人ね」
雅樹「うん。リーダーの隼人が行きな」
隼人「なんでや?まぁいっか、じゃあ雅樹と信也はスタンバイ頼むぞ」
雅樹と信也はコース全体のギャラリーにトランシーバーでレースがあることを知らせた。
コースには頂上やふもとの他に所々ギャラリーポイントがある。
なので、連絡を取り合えば、どこにいてもレース情況がわかるのだ。
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