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チュンチュン、チュンチュチューン!!!!
ここはとある村。昔、勇者が住み着いたと言われる村である…
「おきなさい、私のカワイイ肉太郎。」
肉太郎の母は、ドラクエⅢの冒頭のような感じで肉太郎を起こそうとしました。
しかし、なかなか肉太郎は起きません。
「いやいや、ちょっ…(笑)朝だってば(笑)起きろって(笑)」
肉太郎は爆睡していました。
まるで、サトシの行く手を阻む、カビゴンのごとく、肉太郎は自分のドリームワールドに浸っていました。
「いや、マジで。起きろって。普通の母親ならここら辺で挫折しちゃうよ?母さんが優しく言ってる間に起きろって。」
肉太郎の母は、相変わらず冷めていました。
普段、会ってる時はテンション高いのに、メールしてる時は「ああ」とか「うん」とか短文で送ってくる人と同じくらい冷めていました。
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