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まぁ、そういう俺の点数も平気点よりちょっとオマケがついてるくらい。今回、平均点が高いみたいだから、ぱっと見、格好はついてるけど、実のところ、大したことがなかったりする。
しかし裕司は案外悪くない点数にどうでもよくなったのか、一応、自分の答案をキレイにたたみつつも、それをぞんざいにカバンの中に突っ込んだ。
裕司「ま……いいや。人生勉強がすべてじゃねぇしよ」
純一「まぁ、それはそうだけどね」
裕司「人生のキモはいかにして、かわゆい女の子を捕まえるかだぜ」
純一「それは違うと思う」
裕司「………」
純一「んだよ?」
俺のツッコミが気に入らなかったのか、裕司はなにか言いたげに俺の顔を見つめた。
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