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かえで「えへ~、留守の間じゅん君のことお願いしますって頼まれたんだ。だからこうやってじゅん君が寝坊しないように、わざわざ起こしに来たんだよ」
「わざわざ」を強調して誇らしげに胸を反らす。
頼んだって…あのさ、お袋。
いつも寝坊して待たされてるのは俺の方だって、ツッコミ入れていいかな。
心の中で異国の地にいる母上に向かって聞いてみる。
応答は…あるわけがない。
かえで「ふふふ~、じゅん君凄い寝癖だよ」
かえでは俺の髪に手を伸ばすと、楽しそうにポフポフと触ってくる。
純一「だぁら、起きたばっかだって。起こしてくれるのはありがたいが、少し早すぎるだろ」
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