48人が本棚に入れています
本棚に追加
/105ページ
実｢ところで、山瀬と藤原くんは？まだ仕事？｣
礼｢もう来ると思うけどなぁ。彼らも人気者だから忙しいんじゃない？｣
実｢道端でﾌｧﾝの子達につかまってんじゃないの？｣
政｢それありえるよ｣
礼｢あはは。かもね♪｣
山瀬博巳(ﾔﾏｾﾋﾛﾐ)くんと藤原利則(ﾌｼﾞﾜﾗﾄｼﾉﾘ)くんは｢ﾅﾁｭﾗﾙ｣という４人組の人気ｸﾞﾙｰﾌﾟ｡
ﾌﾛｰﾗﾙがﾃﾞﾋﾞｭｰして一年後にﾃﾞﾋﾞｭｰした。
彼らもﾄﾞﾗﾏや映画に活躍中。
私たちとは中学が一緒。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ、ﾁｬｲﾑがまた鳴った。
礼｢あ、山瀬くん。藤原くんも｣
博巳(以下、｢博｣)｢ども、あれ？上原はまだ？｣
礼｢うん｣
利則(以下、｢利｣)｢比菜ちゃん早く来ないかなぁ｣
そのとき、玄関のﾄﾞｱが開く音がした。
｢いや～遅れちゃったよ、ゴメンね。始まっちゃった？ﾅﾝﾄｶﾊﾟｰﾃｨ｣
礼｢比菜ﾁｬﾝ遅いよ！それからﾅﾝﾄｶﾊﾟｰﾃｨじゃなくて、比菜ちゃんの新ﾄﾞﾗﾏお祝いﾊﾟｰﾃｨだって！｣
比菜(以下、｢比｣)｢あのねぇ、ﾄﾞﾗﾏ始まる度にﾊﾟｰﾃｨとかやめてよね。うれしいけど｣
礼｢いいの。ヒット祈願ってことで｣
それから私達はどうってことない話で盛り上がり、実乃と利則くんは片付けもせずさっさと帰っていった。
最初のコメントを投稿しよう！